連休は昼に畑仕をし夜はレコード庫にたっぷりあるレコードの洗浄と鑑賞に時間を費やしました。

バッハ、ベートーベン、モーツアルト、エトセトラと作曲家別に収納したレコードは膨大です。

およそ1万枚近くあるレコードを一枚づつ聴いていたら、死ぬまですべて聞き終えるか微妙です。

 

それでも残存寿命が13年ほどになりましたので意を決してすべて超音波洗浄を施し、

片っ端から聴くことにしました。

で、最初はベートーベンの交響曲全集から。

オランダの指揮者ベルナルド・ハイティンクの9枚組から始めて続いてカール・シューリヒト、続いて

シュミット・イッセルシュテットまでを再生するプレーヤーを替えながら何とか聞き終えました。

その録音時代に合った再生機器があるのです。

これからまだまだフルトヴェングラー、カールベーム、ヘルベルト・フォン・カラヤンと続きます。

大指揮者はそれぞれ数度の全集を出しているのでその聞き比べも楽しいですが一仕事です。

 

評論家ではないので全集を聞きとおすエネルギーはかなりのものがありますね。

あまり歳をとってふらふらになってからでは無理なのが今回よくわかっただけでも収穫でした(笑)。

 

レコードを聴くのは作曲者との対峙です。

 

小林秀雄が大著本居宣長を書くときにはその時代まで下りて行ってその時代の人になりきり、

やっと理解できたそうです。

ですから我々もベートーベンの時代にまでさかのぼり、当時の時代背景を理解しながら聴けば

一段と曲の理解にも役立つことでしょう。

 

椅子に座り眠りながらボヤっと聴くだけではいけないのです。