以前この欄でHPのおかげで今までベールに包まれていた(?)歯科医院の内容がある程度分かるようになり患者さんの歯科医院選択の自由が増えた旨のことを書きましたが、改めていろんな歯科医院のHPを拝見させていただきますといまやHPは物凄い宣伝の媒体になっているのがわかります。
東京の知人は年間二億円!もの宣伝費をかけインプラント患者の掘り起こしに躍起になっています。

ネット検索で”インプラント”という言葉を入れるとすぐにそこが最初に出るように細工をしたり、考えられるありとあらゆることをやっていると言っていたしちょっと前にはケーブルテレビで本人が出てCMをやっていたのには驚いた。
小生の近くでもコンピューターの得意な者は自分でHPをこしらえてツイッターやらフェイスブックを駆使しネット検索の上位進出に毎日余念がない。

そんな時間があったら本でも読んだらと思うのだが人それぞれなので余計なことは言わないことにしている。
また”名誉教授がやっている”自称有名インプラント歯科医院なぞというのもありました(笑)。

大学でインプラントをやり始めたのはごく最近なのできっと名前を借りただけなのでしょう。
先日インプラント学会の専門医教育講演を聞いた時には会場にあふれんばかりの人がいました。

いつの間にこんなに専門医が出来たのかと驚くばかりでしたがこれでは食べていくのは大変でしょう。

二億円の知人も最近は地方からの患者が激減して大変だとこぼしていましたが学会であの数を見れば本当なのでしょう。
1月のKショックで激減したといわれるインプラント希望の患者さんは首都圏でも大変らしく大メーカーはいずこも売れ行き不振に悩んでいるそうです。

いけいけどんどんでやってきたインプラント市場も曲がり角を迎えた模様です。

これからは各メーカーの頭の使い方次第ということになるのでしょう。
歯科医師にも患者にも利便性の高いインプラントシステムを各メーカーは真剣に考えて販路の拡張に取り組んでいただければと思います。