先週の土曜日と日曜日に東京の汐留にあるベルーサ汐留でバイオメット3i社の主宰するリサーチアンドテクノロジーフォーラムが開催されました。今回のテーマは温故知新です。もう一度インプラント治療の原点に戻って考察してみましょうという内容で私も一セクションを担当させていただきました。最初の講演は日本にインプラント治療を導いてくださった尊敬する小宮山彌太郎先生で、変わらずいつもの鋭い提言をされ聴衆に感動を与えてくださいました。

最近ネットを開くと物凄い量のインプラント治療の宣伝が見られます。まったく関係の無いところにもインプラント治療の広告が進出していてびっくりさせられますが、どなたかの話では年間一億円以上のコマーシャル代金を支払っている歯科医院もあるそうですから凄いですね。五つも六つも歯科医院を経営して年間数千本のインプラントを購入するところもあるそうです。ときどきそういう歯科医院に通っている患者さんからセカンドオピニオンを求められることがありますが、概して荒い診療です。埋められるところはすべてインプラントを埋めつくす治療で唖然とさせられることもあります。「インプラントは大工仕事ではない」と開発者のブローネマルク先生がいつもおっしゃっていたことが世の中には十分伝わってい無いことが良くわかります。

良い勉強になった二日間でした。お世話になったバイオメット3iの皆様に御礼申し上げます。