開業以来二度場所を移転して今は三か所目です。

最初のビルはサラ金が二つも入っている雑居ビルでしたが向かいのダイエーから患者さんが来院する際、

同僚からサラ金に金を借りに行ったのかと言われるのが辛いと嘆いていたのが笑い話とともに思い出されます。

ビルの老朽化で水漏れが多発したためにやむなく近くの銀行のビルに移転してやっと慣れたと思ったら、

今度はそのビルが取り壊しになりまたまた移転を余儀なくされました。

 

新しいビルで賃料は一気に倍になり毎月大変な額を支払うことになりました。

ふうふう言いながらもなんとか10年たちましたから何とかなるものです。

 

最近お見えになった患者さんで25年前に入れたブリッジが外れたという方がおります。

一部虫歯で残せない歯もありましたがその歯を除き何とか再装着できました。

きちんとセラミックで作っておいたので外れた歯は製作時のままの輝きを放っています。

 

長く臨床を経験していると、最初はお金がかかってもきちんとした良い物を作っておくと

結局は長持ちするのだなあとの感慨を持ちます。

 

安物買いの銭失いは歯科でもあるのでしょうか。