昨晩遅くまで家で音楽を聴いていてマントヴァー二管弦楽団の演奏する”わが心あふるる”にひどく感動し元歌はないかとYoutubeで探してみた。

そうしたら元々はエド・エームスというブロードウェイの俳優が歌っていた歌だということがわかり、しかもありがたいことに当時の映像がたくさん残っていた。こういうのは今だからですね。

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アメリカのウィキペディアによればウクライナからの移民の子として9人兄弟で育ち、一時は兄弟でコーラスグループを組んだがその後ソロとして独立しMy cup runneth over( 我が心あふるる)で全米No.1ヒットを飛ばしたとある。他にはTry to rememberが有名。俳優としてもブロードウェイで活躍し映画やテレビではその得意な骨格から主にインディアンの役をあてがわれたそう。youtubeにはコンサートの模様がアップされており驚くべき歌唱力に圧倒される。

現在86歳になるこの歌手の歌唱力は驚くべきものでやはり舞台で鍛え上げられた喉は凄い。

感動して何度も何度もMacで再生したがPCの貧弱なスピーカーからでさえその凄さが実感できた。

そのうちになんだか変な気持ちになって来てそれまで映像無しで聞いていた高価なステレオの音が、急に寂しく貧弱な音に思えたのにはたいへん驚いた。

たまたま遠くのオーディオの友人から来ていたメールに幸せの青い鳥はどこにいるのでしょうねというような内容がしたためられていたので幸せの青い鳥は小さなPCのMacの中にありました、と返信させていただいた。

世間のオーディオキチガイさんたちは自分を含めてとにかく大きな部屋を作りあげそこに高価な装置を詰め込んで目一杯頑張るのが常で質と量を両立させようともがくのが強迫観念として居座ります(一般に)。

それでだんだん肝心の音楽から離れていくことも多い(小生の仲間は幸せにそれはない)。

剣豪作家でオーディオマニアの草分けだった五味康祐は病院の死の床でヘッドフォンで音楽を聴いていた。

そして満足してああいい音だと言ってあの世に旅立ったそうな。

彼の家には伝説の凄いオーディオ装置があったが今は都に寄付されている。

幸せな旅立ちだがそれが彼の青い鳥だったのだろう。

クラシックレコード収集も一段落(というかキリがないので)したので今度はポピュラーと歌謡曲をやりたい。

しかもSP盤で。

今度神田の蓄音機専門のお店に伺って良い出物がないかどうか調べて観る予定です。

やっぱり最後は人の声ですね。昭和の歌謡曲にはまだまだ再評価すべきものがたくさんあると睨んでいるのです。はは。働かなくっちゃ。

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小生が次に狙っているのが蓄音機とSP盤。LP収集の傍らで結構SP盤でクラシックや流行歌も集めた。

神田の富士レコードに行くとまだまだ沢山あります。年々希少価値からか高くなっているのが頭痛の種。