集団的自衛権の話が出ると必ず”日本を戦争に引きずり込むつもりか!”と、いつもこういう話になるのはおかしい。なぜこの論理がおかしいかと言えば、ヨーロッパ諸国は第二次世界大戦後にNATOという

アメリカを守り神にした規模の大きな軍事同盟を作り成功した事例が身近にあるからだ。
それまで戦争ばかりしていた欧州はアメリカと集団的自衛権を形成したおかげで長く平和な時代を過ごすことが出来、あまつさえ散々人民の自由を束縛し殺戮の限りを尽くしたソ連を崩壊させてしまったのは驚異だ。
NATO諸国は強固な同盟のおかげで一度もソ連から攻撃されたり戦争になったためしはない。
それほど軍事同盟の力と言うのは大きいのだ。

遠く明治にまでさかのぼれば日本は先人の大きな努力で英国と日英同盟を結び、第一次世界大戦では英国を助けて支那大陸で大活躍をした。
青島要塞爆撃命令なんていうゼロ戦の前身の96式艦上爆撃機が大活躍した映画もたしかありました。

日露戦争の時はロシアのバルチック艦隊の情報を英国経由で入手し英国がバルチック艦隊をスエズ運河を通れなくしてくれたおかげで遠く喜望峰を回らざるを得ず長旅にへとへとになって東郷平八郎率いる連合艦隊に開始30分で壊滅させられた。
このように大国との同盟と言うのは国家存亡の時に大いに力を発揮するものだ。
当時ロシアの南下政策に苦しめられていたトルコ国民は日本勝つ!の知らせに狂喜乱舞して、我が子にトーゴーという名をつける親が続出したという。

これを憎んだのがアメリカで日英同盟がある限り日本の躍進は止められないということに気がつき、満州鉄道の利権が日本から譲歩されないことをきっかけに日英同盟を破壊させ戦争に引きずり込んだ。
それ以降日本はソ連のコミンテルンが多数入りこんだ民主党にハルノートを突き付けられ「主として自衛のため(マッカーサーの議会での証言では」)米国との戦争に突入していく。

イギリスのある歴史家はアメリカを”文明を経ずして豊かになった極めて珍しい国だ”と評したが(笑)、欧州から食い詰め者の集まったゴロツキの国家を言い表した言葉としては適当な表現と言えよう。
それでも今は日本と同じ民主主義陣営の大国だ。
法律もへったくれもないお隣の大陸国家とはまったく異なる。
嘘も百回言えば本当になるとは共産党のセリフだがお隣の二つの国はそれを地で行っていますな。

だからどう考えても価値観を一にするアメリカとの軍事同盟が日本の生きる道に他ならない。

難しい話はここまでにして歯科医師同士の集団的自衛権はどうなのでしょうね?

変な患者が来たら回覧板で知らせたり、保険の点数が上がったらみんなにとりこぼしがないよう同窓会で教えたりまあそんなたわいもないことのようですね(笑)。