最近薬剤耐性菌が増えてきているという報告があります。抗生物質が効かないので治療の方法がないそうです。恐ろしいことですね。以前問題になったのはMRSAというメチシリン耐性黄色ブドウ球菌と言う細菌でしたが、これはバンコマイシンと言う特効薬がありました。多くのバクテリアは太古の昔から地球上に存在し、泥の中でひっそりと生きながらえ進化を遂げて来ました。製薬会社は抗生物質を求めアフリカの奥地にまで泥の採取に行っているとか。

最初に見つかった抗生物質は青カビの中に見つかったペニシリンですが、薬が世界中に普及すると同時にバクテリアも進化を遂げやがて薬は効かなくなりました。MRSAは大学で隣の教室のH教授のお兄さんも殺しています。別の病気で東大病院に入院した際に感染し,あっけなく亡くなってしまったそうです。訴えてやろうかと思ったけど兄の出身大学なのでやめましたと話していたのが印象的だった。古い大学病院にはあちこちにたくさんその細菌が住みついているので建物を壊してしまわないとどうしようもないそうです。

この日曜日東京の歯科医師会館で薬剤耐性を持った新しい細菌の対策セミナーを受講してきます。バイ菌と薬は追いかけごっこです。

薬剤耐性菌の作られ方です。