日本橋の三井記念美術館で北斎展をやっているので家内と見に行きました。

20120509

葛飾北斎の富嶽三十六系 ダイナミックな構図に唖然
北斎の一大コレクションを持つホノルル美術館からの里帰りです。

その構図のあか抜けた素晴らしさに印象派の画家たちが驚嘆し、大いに影響を受けたという話は有名です。
展示は北斎を代表する「富嶽三十六系」「諸国名橋奇覧」「琉球八景」「百人一首うばがゑとき」等を年代順に並べ最晩年89歳の時の「地方測量図」までを丁寧な解説付きで並べたものでした。

美術の教科書でおなじみの作品たちは外国で最初に発見?されその後日本での再評価につながったというのは残念な話ですが北斎はダビンチに匹敵する天才であったことは間違いありません。
北斎漫画というのがありますがこれはカートゥーンではなくスケッチブックです。

漫然と描いた絵という意味で漫画なのだそうで、そのデッサンの素晴らしさには息を飲みます。

生涯弟子をとらず変人だったそうですが時代の中ではだれも及びもつかない

大天才で本人も自覚していたのでしょう。
弟子入りを手ひどく断られ憤慨して東海道五十三次の名作をものにした広重はもう一人の大天才でした。

人間は競い合うことで向上していくものなのですね。

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こちらは北斎にすげなく弟子入りを断れられた広重
その構図のダイナミックなこと!

ライバルがいるというのはいいことです。

皆さんにライバルはいますか?