人間の機能は二十歳を過ぎればどんどん衰えて、使わない機能は衰退が激しいと言われる。

しかし鍛え続ければその機能の維持は存外もつものらしく、脳もその例外ではない。

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小室直樹亡き後の日本最大の碩学と言っていいであろう渡部昇一先生
私が講演会などを通して御指導いただいている上智大学名誉教授の渡部昇一先生などは80歳近くなってからラテン語のことわざ辞典を丸暗記してしかもいまや、二度目にチャレンジしていると言うことを話されていた。

そのためには時間が必要なので大学までは毎日タクシーで出勤しタクシーの中で勉強したらしい。

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こちらは渡部先生がまる暗記したもののラテン語訳
また講演会では2時間半余り話をされるがその際も何も見ずに歴史の年号や統計の数字などをすらすらよどみなく話されるのでいつも仰天して帰ってくる。

人間は訓練次第でいくらでも向上できるもののようです。
3年前に亡くなった父が話していたのは、公務員は定年で仕事がなくなると途端にぼけてしまいあっという間になくなる人が多いと言うことだった。

その父は上役の接待が嫌で早くに仕事を辞めてしまい有り余る時間を鶏や小鳥の飼育に使い、女房がなくなってからはずーっと毎日二人分の弁当を作って私の仕事場に来ていたから暇な時間はなかったと思う。

医者嫌いだったのでガンの発見が遅れてしまい86歳で亡くなったが、定期的に医者に行っていれば100まで生きたのではないかと思っている。

最後まで明晰で自分の死ぬときまで正確に予言して亡くなったのはいまだに凄いと思っている。

元同僚が次々亡くなる中、結局一番長生きしたようだ。

インプラントでも自分の技術が一番向上したのは限られた条件下で成功を求められたときで、今のようにガイドで簡単にやれる時代が来るとは思わなかったからその時にたくさんの引き出しが出来たようだ。

毎日惰性で生きてきて使っていなかった脳ミソがうんと鍛えられたらしい。
艱難汝を玉にすというのは本当のようですね。