先週末に札幌へ行き札幌交響楽団のベートーベン交響曲第九番合唱付きを聴いてきました。

札幌の閑静な公園内に建てられたキタラホールは噂にたがわぬ素晴らしい響きで、オーケストラの音合わせの段階から良い音です。

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ほれぼれと見とれる地元木材をふんだんに使用した大ホールの収容人数は2008名。仙台はわずか800名。この差はいかにも大きい。仙台ではブルックナーやマーラーの演奏は無理です。

2000人も入る大きなホールですが各楽器の音がきちんと分離して聞こえるのはすごいことです。

札幌交響楽団が用意してくれた席は2段目のど真ん中の最高の席。

楽団員個々の力量は仙台フィルの方がちょっぴり上だったかもしれないと思いましたが、合奏の美しさが仙台の小さなホールとは雲泥の差です。

下手な奏者でも自分の演奏にうっとりするんじゃないかな?と感じました。

クラシックはホールが命です。

ご一緒した仙台フィルの専務さんや部長さんも素晴らしいと言って感動していましたが一人だけ、あのくらいじゃ伊藤先生の家のステレオのほうがいいんじゃない?と嬉しいことを言ってくれた人がいました。ふふ。

確かに高音の一部がどういうわけか消えてしまう部分がありそれが私も気になりました。

でも東京のサントリーホールよりは数段上なことは確かです。

これは仙フィルの方も話しておりましたが北の地で空気が乾燥しているためにそれだけで音の伸びが違う。

そして会場にふんだんに使われている乾燥した木材が更に響きを豊かにしているのでは?

だから北海道ではどこに立ててもいい響きなんじゃないの?と言う意見も納得できるのです。

終わったあとでご馳走になったお寿司も最高でしたし案内していただいた楽屋裏も大きく立派でした。

以前は公園内のホールにつづく道は暖房が入っていたそうですが財政難で今はありません。

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ススキノに隣接する中島公演にあります。

現在仙台市でも立派な音楽ホールを作る計画が進行中です。

行政と市民の力を結集して世界に誇れる立派な響きのコンサートホールを作りたいものです。

その際はみなさんの寄付をぜひお願いします。私も頑張りたいと思います。

さて今週末は旧県民会館東京エレクトロンホールで仙台フィルの9番です。

指揮はパスカルベロさんがフランスから来ます。いい指揮者ですよ。

聴き比べて喝采を送りたいと思います。

それとそのあとの楽団員や指揮者とのパーティーも大いに楽しみです。

12月は素晴らしい!