オーディオの世界ではネットワークオーディオがはやりつつあり、だれでもいい音がネットでその音源をメーカーから買える時代になりました。昔のように大きなレコードプレーヤーも高価なレコード針も買わずに済むので若い人には重宝がられていますが、本格的なものは300万近く出さないと買えません。本格的というのはオーディオ的にまともなものという意味です。300万円もするネットオーディオプレーヤーですが銀座のお店では1000台以上も売れたそうですから凄い。日本人はお金持ちです。格差社会なんて言ってもみんなお金を持っているのですね。その金をどうして歯に使ってくれないのか不思議です(笑)。保険でどうでもいい歯が安く入るからでしょう。

さてマニアの世界ではいまだに真空管がもてはやされています。今年岡山の名人にお願いしてアンプを作っていただきました。真空管だけで160万もしました。PX25という真空管で1950年代の名品でしたが日本には在庫がなく、仕方がないのでインドの商社から取り寄せたそうです。夜に音楽を聴くときに部屋の片隅でぼうっと光る真空管の輝きは郷愁を誘います。この夏は猛暑で聴くのを断念しました。何せすごい発熱です。近くいるだけで汗をかきます。エネルギーがほとんど熱で逃げるのでもったいない気もしますが、美音には代えられません。とにかく無駄の極致に趣味の世界があるのです。

真空管アンプといっても、5000円のおもちゃみたいなものから

外国製の80万以上するものまであります。