もうすぐゴールデンウィーク。旅行の季節ですね。

いつもの季節ならもうどこの旅館も満員御礼でなかなか予約も取れないところ

ですが、今年は大震災のためどこの旅館も閑古鳥が鳴いているそうです。

被災地の立場としては経済が冷え切ると支援にも支障が出てくるので

花見でもなんでもバンバンやって景気を良くしてくれ!と叫びたいところです。

全国の皆さんよろしくお願いしますね。
国内旅行は原発の影響でまったく駄目ですが、海外旅行はどうなのでしょうか?

いち早く子供を置き去りにしてまで帰国した道徳ゼロのチャイナの連中はさておき

韓流大好きおばさまたちはきっと韓国などに大挙して押しかけるのでしょうね。

向こうに行ったらついでに”竹島帰せ!”の大合唱をぺ様やイ様によろしくお願いいたします。
さて小生はここ20年ほど年に数回海外の学会に出かけているのは以前お話ししたとおりです。

理由は勉強もありますがそれ以上に現地の人たちと生の触れ合いが出来るのを楽しみに

しているのです。
過去に経験した事柄をお話ししますと、

ラスベガスで行われた学会のときのこと。

夜に出かけたダウンタウンで食事を終えてホテルに帰ろうとして車を探しました。

vegas_20110423

道端で客を待っていたのは真っ黒い顔の黒人のタクシードライバー。

恐る恐る乗り込み行き先を告げるとどこから来たの?のごあいさつ。

日本からだよと言うとやにわに相好を崩し日本はいい国だね、今の天皇陛下は何と言うのかね

とのご質問。
とっさに答えられないでいると自分はエチオピアから来たんだという。

ああそれならハイレシラシエ皇帝の国だね!とわずかばかりの知識で聞き返すと

本当にうれしそうに、ああそうだよ、本当に日本もエチオピアも長い歴史のある立派な

国同士だねとびっくりするようなことを言ってきた。
”日本人は穏やかでまじめで忍耐強く、教育がしっかりした国だから大好きだ”とほめる。

チップがほしくてそんなことを言っているのかと思ったら全く違っていた。
彼は本国では大学まで出たエリートだったが政変で国がめちゃめちゃになり

エリートたちはみな国を出て大半はヨーロッパに逃げたが、自分はアメリカに来て

タクシーの運転手をやりながら家族を養っていると言っていた。

またラスベガスは家族が住むにはふさわしくない街なので

サンフランシスコに住まわせて子供の教育をしているとも言っていた。
続けて彼が言うにはアメリカ人は一生かけて稼いだお金を一晩でこんな所ですってしまう

どうしようもない人種だ。私はギャンブルは絶対にやらない。

日本人はアメリカに来てもまじめに一生懸命働いて子供に教育を施し、

地域に溶け込もうと頑張っているが中国人は違う。

一人が来て働いて金を稼ぐとそこに大勢の親せきを呼び寄せる。

あいつらは地域に溶け込もうとせずただ金を貯めこむだけだ!だからわたしは大嫌いだ。
そんな話を30分ほどしているうちホテルに着いた。

乗る前はちょっぴりおっかない人だと思っていたのですが実際に話してみると

教養のある実に立派な人だった。

そしてあの時ほど自分が恥ずかしいと思ったことはありません。
車を降りる際にあなたは私が今まで出会った最も素晴らしいアメリカに住む人ですと言ったら

そうですかと笑っていました。

それで気分がよかったのでたくさんチップを渡そうとしたら

メーターに出ている料金だけで結構ですと言って受け取ろうとしない。

無理やり何ドルか握らせてホテルに入りましたがあれほど気持ちのいい経験はなかったですね。
明治維新後に日本の経済の基本をすべて作りあげ、自身は何の見返りも求めず

”日本のモルガンスタンレー”とアメリカで呼ばれた渋沢栄一は著書「論語と算盤」で

商売の基本には高い倫理性が求められると書いています。

震災で便乗値上げや買い占めが驚くほど少なかったことに外国メディアが驚嘆しましたが、

日本人のDNAにはきっと渋沢栄一の精神がしっかり受け継がれているのでしょう。