前回はラスベガスでの体験記でしたが今度はイタリアでのお話し。

ダイレクトメールでイタリアインプラント学会のお知らせが届いたのは2002年の春でした。

それまでインプラントの国際学会はアメリカに20年程毎年行っていたことから欧州は特に頭に無かったのですが、イタリアと言う言葉の響きにひかれて急遽その年の秋に参加することにしました。
開催場所は古都ヴェローナ。

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ここは世界最古の屋外円形オペラ歌劇場がある街として有名ですがそれ以上にシェークスピアのロミオとジュリエットの物語の舞台となったところとして有名です。

泊まったホテルアカデミアはロフトの付いた石造りの大変に立派なホテルでしたがそのすぐ裏手になんとジュリエットの家があるのです。

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こちらは翌朝行ってみましたがなんと壁中落書きだらけ!

各国の文字で立派な邸宅の壁は真っ黒に埋め尽くされていました。

英語に交じってハングルも結構見られました。

御丁寧に向かいにサインペンを売っている土産物屋まであるのです。(笑)

落書きはフィレンッェのドゥオーモに上った時も御同様。アジアからも結構訪れているようでした。

今ならさしずめチャイニーズの漢字やパンダのシールで埋め尽くされているかもしれませんね。
お話戻ってヴェローナまでの電車のことをちょっぴり。

ヴェローナに行くのには直行便はないのでローマからフィレンッェ、ベネチアと列車を乗り継いでやっとのことでたどり着いたのですが・・・・・・・なんとベネチアに着いたらホテルのフロントが”ミスター、明日は国鉄のストで電車は動きませんよ”

とのこと。

イタリアでは国鉄のストは年に2~3度あるらしく当たり日だった。

ヴェローナに行けないのでは何のために遠路はるばる来たのかわかりません。

しょうがないので再開を期待して翌日駅でボケっとして待っていること小一時間。

駅に”サクラちゃん”と言う日本名の子犬を連れて来ていた女の子と遊んでいると急に電車が一便出るとの放送!あわてて窓口に行くとすでに長蛇の列です。

しばらく待ったが埒が明かないのであたりを見回すと、何と自動券売機があるじゃないですか!

数人並んでいたのでトレンチコートの紳士にお願いしてヴェローナまでの切符を買ってもらいました。

いつも海外旅行は行き当たりばったりなのでこんな時は便利です。

ところが臨時便のせいなのか電車は各駅停車の鈍行列車。

強い西日に照らされながら3時間ほどかかりヴェローナの駅に到着しました。

続く