西日を受けた鈍行列車でやっと昼過ぎにヴェローナに着きました。

駅前の広場から見渡すと周囲はすべて石畳の敷き詰められた立派な街です。

急いでホテルにチェックインして学会の会場に向かいました。

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タクシーの付いた先はグラクソ・スミスクラインと言う製薬会社。

こちらは世界第二位の大製薬会社で入り口にライフルを持った警備員が立っていました。
きっとすごい研究がなされているのでしょう。

おっかなびっくり正門をくぐって会場に入りました。

学会はすでに後半に差し掛かっていて熱気あふれる討論がなされていました。
二階席の最前列に腰かけて見ていると国際学会なのにイタリア語のスライドが多い。

壇上と会員の討論もイタリア語でちんぷんかんぷん????

でも半分はヨーロッパの国から来ているのでそちらは英語でそこだけわかるというなんともローカルな学会ではあります。
テーマは骨造成でしたが自家骨は吸収が早く長期的には不適でバイオオスのようなものが最適であるという結論でした。

でも日本では全く手に入りません。

厚生省が輸入許可を出さないのです。

仕方がないので使用しなくてはいけない時には患者さんの許可を得て厚生省に輸入許可を申請し自己責任で行うという形を取らざるを得ません。

面倒ですね。

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さて6時に学会は滞りなく終わり皆で会長主催のレセプション会場にバスで向かいました。

そこは偶然にも私が泊まっているホテルアカデミアのすぐ近く。

会場はしゃれたリストランテです。

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小一時間ほど地下のバーでワインを飲みながら雑談に花を咲かせました。

日本人は私一人だったのでとても珍しがられ次々と人が集まってきます。

そのなかの立派なひげを生やした紳士がおまえは日本人か。

ならおれの弟子のなんとかと言うのを知ってるか?と聞いてきたので偶然その日本人の研究者と少し前に仙台で一緒に3iの講演をやりましたと話しました。
訪ねてきた人はヴェローナ大学の教授で日本からの留学生を指導したそうで、世間は本当に狭いものだと驚いた次第です。
そうこうしてワイワイやっているうちにリストランテの準備ができましたと言われまた上の階に移動です。

もうみんないい加減酔っ払っていて鼻歌交じりの人もいます。

続く