地震で海の傍は危ないことがわかりましたが、大雨で川の傍もまた危ないことが証明されました。日本は孤立した島国で周りは海ばかり。高い山に囲まれて平野は少ないのです。特に中国地方は海がすぐそこに迫っているところに宅地が広がっていて、山崩れの危険性ははたから見てもわかりました。今回不幸なことに今まで経験したことのない量の雨が降りました。誰も予想し無い堤防の決壊で多くの人命が失われました。江戸時代は村の見回り役の役人の武士が篠突く雨の中を馬を飛ばして巡視していたようですね。藤沢修平の小説蝉しぐれには主人公の牧文左衛門が懸命に見回りをしている描写がありました。

電話も何もない時代大雨が降ると川の傍の村人は生きた心地がしなかったことでしょう。現代でも状況はさして変わっていなことが今回証明されました。治水は永遠の課題です。

遠い昔から川の氾濫を抑えることが最も大事な政治でした。日本は水の国。