院内に技工士を置いていない歯科医院が大半となりました。それは人手不足もありますが電気炉を使うことによる環境汚染を防ぐという意味も大きいです。

電気炉で加熱されたワックスは燃えますがガスとなり室内へと拡散します。ちょうど中国大陸から飛来するPM2.5を考えればいいでしょう。きわめて健康に悪いことはだれでも想像できます。

また健康保険の技工物の点数がほとんど金属代金になり利益が出ないため、保険中心の治療では技工士の給料が出ないことも大きな一因です。

郊外に大きな歯科医院を作り車で来院するおおぜいの患者さんを流れ作業の様に処置する歯科医院だけが歯科技工士の恩恵を受けるとも言えます。

開業してすぐに技工士を置きましたが結局職場環境を考えてすぐに全面外注技工に切り替えました。そのため今は院内の空気がとてもきれいです(笑)。

その外注技工所もピンからキリまでで上手なところとそうでないところでは受けるストレスが段違いです。

今は大手の技工所に高い技工料を払い頼んでいますが、ぴったり合った素晴らしい技工物を見ると疲れも吹き飛びます。

難しいインプラント治療を終え最後に変な技工物ではそれまでの苦労がすべて台無しですから、技工所の選択には大変気を使います。

世の中に安くていいものはありませんね。