「権力は腐敗する。専制的権力は徹底的に腐敗する」と言ったのは、英国の歴史家であり政治家であったジョン・アクトン、アクトン卿だが

哲学者の適菜収によると

アクトン卿が批判したのは左派系メディアが金科玉条にしてきた平等主義、理想主義だった。
アクトン卿は自由を擁護する立場からフランス革命を全否定したがそれは人民の名のもとに権力が一元化され、結果として恐怖政治と国土の崩壊を招くこととなったからに他ならない。

彼は革命の根本に平等主義があり、平等を求める貧困層の熱情が暴政を正当化し、自由社会の息の根を止めてしまったことを理解していたのだ。
自由、平等、博愛で日本でも人気のフランス革命だがその実はロベスピエールの恐怖政治でおびただしい人民が殺戮されていた。

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自由平等博愛からは最も遠い存在で、政敵をはじめ無実の人々を多く断頭台に送ったフランス革命の主人公ロベスピエール。

森山軍治郎「ヴァンデ戦争」によればフランス西部ヴァンデ地方では老人や子供を含む30万人の人々が民主主義と人権の名のもとに殺戮され、それも縄で縛って川に突き落とすという残酷な溺殺刑で殺されている。

しかもこの事実は最近までひた隠しにされてきた。
ロベスピエール、毛沢東、ヒトラー、ポルポト・・・彼らが試みたのは権力の集中により歴史を「グレート・リセット」し、理想の国を人為的に建設することであった。結果は見ての通り。

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原始共産主義のもと国中の知識人を総殺戮したポルポト。小国のカンボジアで殺害者数は百万人を超える。映画「キリング・フィールド」(殺戮の大地)がその実像を余すことなく教えてくれ衝撃的だった。

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権力闘争で幾多の政敵を殺害し、その後の愚かな大躍進政策と文化大革命で数千万もの自国民を殺害したにもかかわらず天安門広場の肖像画とともに国父と称えられる毛沢東。福澤諭吉がこの国を本当に嫌っていたのが今更ながらよくわかる。

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世に広まる人権思想のいかがわしさを疑えと説く呉智英先生の御本。「支那を支那と呼んでどこが悪い」や「死刑は廃止。仇討を復活させよ」など読んでいて目からうろこが落ちるハナシが満載。世にはびこる人権思想を笑い飛ばします。適菜収さんはこの亜流。

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「日本をだめにしたB層の研究」で大ブレークした摘菜収センセイ。
政治家に必要な物は理念や知識だけではなく深い教養と説く。呉智英と共通の理念を持っている(ように思われる)。間違ってたらごめんなさい。議会制民主主義を理解せず政治的独裁を目指す大阪の橋下徹とその支持者を痛烈に批判している。

さて零細歯科医院。

わずか数名の従業員の上で院長は絶対権力者であります。

女だらけの職場で気配りするのはエコひいきをしないこと。

インプラントの後には皆にお疲れさんのねぎらいの言葉を必ずかけ労をねぎらいます。
右も左もわからない開業当初のチンピラ医者のころいちいち御苦労さまありがとうと言っていたらずいぶん年配だった助手の方に今までそんな優しい言葉をかけていただいたことはありませんとえらく感謝された記憶があります。
前の歯科医院では院長が威張り腐っていたそうで、昔はまあそんなものでした。

「我々の仕事は90%がスタッフの力による」と昔中村社綱先生に教わったので感謝の気持ちを持ち続けることが零細歯科医院を維持していく秘訣かなといつも思っているのです。
死ぬまで一度でいいからおもいっきり威張ってみたいけどね(笑)。