昔ITバブルと言うのがあってその時は日本中が浮かれて誰もかれもが一獲千金を夢見て、株取引に走った。

しかし古来御用聞きの小僧までが株の話をするようでは相場はもう終わりという話があるくらいだから案の定家庭の主婦や学生までが競って取引をするころには急速な収束に向かい大勢がババを引いた。

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終わりは急にやってくる。この急な下げは恐ろしい。

株屋は顧客が儲かろうが損をしようが関係ない。

売り買いの手数料がどれだけ上がるかだけだ。

今は生保会社に転職した元最年少で課長になったA氏も顧客の全財産を吹っ飛ばしたことは二度や三度ではないという話をしていたから凄まじい。

顧客に怒鳴りこまれたら担当者を転勤させて知らんふりを決め込むだけのようです。
それですっかり懲りてその後は近づかないようにしているが昨今のアベノミクスの株の暴騰は面白かった。

株を買わずに眺めているのは実に楽しい。

昨年の11月から今年の4月まで株価が5倍も10倍も跳ね上がったときは主婦層までもが証券会社の株式講演会に群がったらしいからいつか来た道だなあと思っていたが、案の定ヘッジファンドが決算を迎える5月を期に、満ちた潮がさっと引くように株価は大幅下落。

ものによってはピークの半分良くて3分の2くらいに激減してしまった。

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ミドリムシで有名な東京大学のベンチャー企業は一カ月で株価が半分に。
一時は大変なブームでした。

証券会社の甘言に乗って高値で掴まされた素人は枕を高くして眠れないことだろう。

上がり続ける株は無いし下がり続ける株もない(会社がつぶれなければだが)。

一方現金を銀行に預けている限り利息はほぼ付かないが減ることはないのも事実。

日本人の美点である勤勉と貯蓄の精神を思い出し、健全な国民博打には走らないことですな。

証券会社はしょせんばくちの大元締めなのです。