今週初めの米株の大暴落に引きずられ日本株も大きな下げを記録しました。二日続けて暴落した後で翌日大きな反発が見られ、証券会社から”買ってはいかがですか”と電話が来ましたが、まあ見てらっしゃいまた大波が来ますよと申し上げた通りに午後にはすっかりしぼんでしまい翌日再びの暴落となりました。下がり始めた時に売っておいてよかったです。危ないところでした。と言ってもほんのわずかばかりの投資です。

ITバブルのころには株価が毎日面白いように上がり、大もうけした人が続出しました。でもある日突然崩壊がやってきたのです。本当にある日突然ですから大地震と同じようなもの。すぐに戻ると信じて下がった株を売らずさらに買い続けていた投資家は全財産を無くしすってんてんになりました。ファイナンシャルアドバイザーのI氏は、顧客でわずかの金から数百億の資産家になり、そこから自己破産をして家庭崩壊してしまった欲張りの若者の話を良くします。

その方は充分儲けたのだからもういいでしょうと言っても聞く耳を持たなかったそうです。儲かっている時に退く勇気は普通の人にはありません。これがお金の魔力です。昨年は日本株は米株に引きずられ誰が買っても儲かる相場を一年続けました。でも長いスパンで見ると5年から7年に一度は大暴落の時が来、そろそろ危ないですよとアドバイザー氏は昼食のたびごとに話しておりました。そこで年末に手持ちの株は一部を除き(塩漬けの株)手放してわずかな利益を出しました。50年も株の世界にいた人の感は鋭いです。今年も株はやっぱり上がり続けていましたが、下がり始める兆候を見て残りの株を素早く売却することで難を逃れました。ベテランのアドバイスは聞いた方が得策です。

向かいの証券会社の社員に話していたとおりになりましたね。もう危ないよと(笑)。課長を連れて株を買わせに来た時は大体危ないと経験がささやきます。

株価は奈落の底にまっさかさまになりました。