今日は左上の臼歯部にショートインプラントを2本入れました。

残存骨量が5mm強とショートインプラントがきっちり入る長さで、患者さんも骨移植を好まない方なのでこちらも無駄な手術を避けることができ大変楽にできました。

この方はずいぶん昔にHAの悪いインプラントを入れ感染したため除去した後の再挑戦です。

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       左上臼歯部の感染したインプラント

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大抵はこういう運命をたどる除去したHAインプラント。
感染が先端まで及んでいるので骨の破壊が大きい。

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CTによるシミュレーションでショートインプラントがぴったり入ることが確認された。

ショートインプラントの成績の良いことはフランクレノアら一流の学者が証明済みでもう”定説”と言っていい。

今年の3月に行ったアメリカのインプラントの学会AOでも繰り返しショートインプラントの有用性は述べられていた。

ストローマンでは今度4mm!のショートインプラントを出すという。

今や造骨は1~3mmをサイナスリフトとインプラント同時法で3~5mmはマグネチックマレット、6mm弱はショートインプラントとクラス分けをしていて手術しているがどれも素晴らしい成績だ。

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       インプラント頚部に厚い付着歯肉を形成

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       術後のパノラマとデンタルレントゲン像。

ただし一例だけショートインプラントが抜けた学校教師がいた。

こちらは何でも食べられると思いこみ大好きなフランスパンを毎日ぐりぐり食べていたそうでインプラント周囲の骨が骨折して脱落してしまった例もありますがこれは例外中の例外です。

いくらなんでも骨内に5.5mmしか入っていないので無茶はいけません。

それ以来ショートインプラントにはしっかり食事指導をしています。

今日の患者さんは上顎洞堅い洞底骨に食い込ませるようにして35N/cmで初期固定できましたので、4か月を置いて上部構造の作成に入ります。

お楽しみにね。