一昨日先輩の患者さんのオペを頼まれ左右両側にサイナスリフトを行わせていただきました。

下顎には先輩が入れたインプラントがしっかり根を下ろしています。

一方上顎は臼歯部に骨が1ミリしかなくどこでもインプラントは出来ないと言われてきたそうです。

そこで足りない部分に造骨材を入れてインプラントをする土台作りをお手伝いさせていただいたわけです。

先輩は顎関節治療の大家で私も難しい患者さんを幾度となく見ていただいた大変恩義の在る先生なので、頼まれた時は二つ返事でお引き受けしました。

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         サイナスリフト 3Dレントゲン像

左右同時に行いましたが幸いシュナイダー膜の穿孔もなく造骨材と自家骨それに静脈血の混合したものを移植できました。

半年ほど置いて移植材の可骨化を待って先輩がインプラントの予定です。

一昨日は気温が33度と高くエアコンをかけていてもじっとり汗ばんでくるような一日でしたが、何事もなく手術は1時間ほどで無事終了しました。

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                    手術前            手術後

これからの季節は暑さとの戦いです。

患者さんは全身を滅菌したディスポの布で覆われていますのでてきぱきと短時間に手術を終えることが最も大事になってきます。

その点でも最近のインプラントは短時間で終わるタイプが増えて臨床家にはありがたいものとなっています。

さらにピエゾサージェリーでシュナイダー膜の損傷を防げるのでサイナスリフトも本当に簡単に安心して出来、一昔前とは手術のリスクが一桁違って来ている感じがしますね。