chichi_20120903

雑誌「致知」は書店販売をせず定期購読の通販のみ
なので知る人も少ないが、現在日本で発売されている
雑誌としてはトップクラスの内容です。
毎月読んでいる月刊誌に「致知」という雑誌がある。

これは”人間学を学ぶ”といううたい文句の雑誌で決して宗教がらみの本では無いのだが毎号なかなか良いことが書いてあり患者さんに勧められて読み始めてから10年ほどになろうとしている。
今月号の特集は「心を高める 運命を伸ばす」で各界の様々な人々の御意見が載ってあった。
冒頭にセイコーの創業者服部金太郎の若いころの逸話が書いてある。
金太郎の奉公していた商店が破産しかかった折、自分の預金を全部主人の前に差し出してこのように話したという。
「これはお店からいただいた給料の残りですから、自分で勝手に使ってはいけないと思い貯めていたものです。

それがお店の役に立てていただけるなら、この上の喜びはありません。」
この気高い心のありようが金太郎の人生を大きく発展させた礎になったことは確かであると結んでいる。
また京セラの稲森和夫氏が一貫して説いて来たのも、「心を高めない限り、経営は伸びない」だ。

「才能は天から与えられたものだからその才能を私物化してはならず公のために使うべきである。」

このような経営者の会社が大きく発展することはご自身が実証済みである。
私が私淑し尊敬する中村社綱先生も歯科版の稲森和夫と言えよう。

決して私利私欲に走らず常に公のために診療と教育に邁進しておられます。

自分は決してなれそうもないのでなおさらそういう人に憧れる。
若い時に中村先生はどんなに忙しい時でも論文を毎日30分は必ず読むことを自分に約束したという。

いまだにそれを実践しておりおよそ知らないことはない。

最近体調を崩されだいぶ痩せられたが原因が分かったのでもう大丈夫だと仰っておられた。
インプラントの正しい普及のために一身をささげてこられた方なのでうんと長生きしてまだまだ我々を叱咤激励していただきたいと心底から思うのです。
9月の大阪の学会のあとまた熊本にお邪魔します。

また良いお話をお聞かせ下さい。