頑張らない。いいじゃないか人間だものとなると相田みつおになってしまいますが(笑)、先週末の仙台フィルのコンサートではコンサートマスターがマエストロから弾かないように言われたそうです。これは終演後の懇親会でのお話し。

この日はパスカル・ヴェロさんに替わり新しい常任指揮者になった飯森マエストロの指揮でベートーベンの交響曲2番と3番を演奏しました。ドイツものの権威のマエストロが練習でコンサートマスターの西本さんに指示したのは「弾かないで」と言うこと。??。弾き過ぎて調和が崩れるのを嫌ったようです。その甲斐あってか第二楽章では漂うようなバイオリンの美音が会場に響き渡りました。さすが芸術院会員で紫綬褒章受賞者です。ヴェロさんに比べるとだいぶ高齢なので心配でしたが杞憂に終わったようです。会場は満員の盛況でした。今まではフランスもの中心のプログラムでしたがこれからは日本人の大好きなベートーベンがたくさん聴けそうです。新たな楽しみが増えました。

過ぎたるはなお及ばざるがごとし。

若き日のマエストロ

威風堂々の現在です。