今でも時々あるのだが指導していた若い歯科医がうまくいかなくなってバトンタッチお願い!ということがある。先だっては安さにひかれて国産の名も知れぬインプラントを入れたら一か月でインプラントが抜けたのでと後始末をお願いされた。欠損部をピエゾサージェリーを使った自家骨骨移植で簡単に処置出来たがそうでないものもある。今から20年近く前に下顎に入れたインプラントがみな抜けたので見てほしいと弟子に下駄を預けられた症例がこれ。3iインプラントのセミナーを年に一度行っていたが、その時事務局をやっていたのが泣きついてきた御仁でその後インプラントをあまりやらずにいるらしい。患者さんを拝見すると入れ歯から解放されると喜んだのもつかの間、次々インプラントが抜けた模様。さぞびっくりされたろう。こちらで引き取ってあらためてすべてインプラントし直し、数カ月後には待望の固定式の歯が入った。3か月ごとの検診もきちんと来ておられることもあり80歳を過ぎた今も健康そのもので今日も大きな笑い声とともにお帰りになられた。本人はもういつ逝ってもいいと言っていたがまああと20年は大丈夫でしょう(笑)。私よりずっと元気でした。

下顎のインプラントはすべて埋め直し何でも噛めるようになりました

上顎はセラミックの歯で下顎はハイブリッドセラミックのため咬合が安定