昨年某所で入れたインプラントのトラブルで来院された患者さんが御相談にみえたという話しは以前この欄で書きましたが、その後周り回って東京の師匠のところで後始末を引き受けていただくことになったそうです。

昨日友人から伺いました。その友人が思いあまって師匠を紹介したそうです。

しかも師匠は一切の費用を自分が持ち無償で患者さんにインプラントを提供してくださるそうです。

これはインプラントの正しい普及のために悪い評判を払しょくするために自分がやらないで誰がやるというパイオニア精神もさることながら、その倫理観の高さには驚くべきものがございます。

何も他人の失敗をただでやることはないだろうとはだれでも考えますが、師匠は歯科業界すべてのためにいつも行動しているのです。

似た例は今までもたびたび伺いましたから今まで手掛けられた他人の後始末はどれぐらいになるのでしょうか。

誰もが出来ることではありません。

ネットであちこちに凄いコマーシャルを出しながら患者を集め凄い暮らしをしている歯科医もおりますが、(私ではありません 笑)、そういった次元の歯科医とは次元の違う立派な歯科医師もいるのです。

今インプラントは機能よりは審美に傾きつつありいかにきれいな歯をつくるかに主眼が置かれています。

しかし師匠は患者の幸せのためにブローネマルク先生の”歯科医は大工仕事をしているのではない”という提言を見事に実践している数少ない歯科医の一人なのです。

近いうちに再びお邪魔して薫陶を受けたいと思っています。

いつまでもお元気で御活躍いただきたいと願っています。