23日の勤労感謝の日の夜10時。天下のNHKで来年9月で引退を表明した歌手安室奈美恵さんの引退に至る告白を1時間枠で放送しました。その昔、山口百恵が篠山紀信の写真カットをバックに放送された激写!を思い出すような番組で興味深く拝見しました。

15歳で沖縄からデビューして3枚目のレコードで大ブレイクを果たし、20歳で一度は妊娠出産の経験を経て再びカムバックして40歳の現在まさに頂点を極めたところでの引退です。真っ白なセットで真白い衣装に身を包み、ピアスも外して右腕の入れずみも衣装で隠し、目にはライトを当てて黒眼の中にきらきら光が当たってそれは神々しい歌姫でした。話の中でこの仕事は一生続けて行く仕事ではないと20代の中ごろにすでに考えていたそうですから歌手と言うのは相当ハードな仕事のようです。母の殺人事件や自身の離婚はタブーとして取り上げられていませんでしたのでわかりませんが、そんな出来事も歌手を続けるうえでのネガティブな要素であったことは間違いありません。最近事務所からの独立騒動も大きく取り上げられていたのでそんなことも引退の一つの理由であることは十分考えられます。恐らく相当搾取されていたのでしょう。

歌手は歌っただけでは大したお金にはなりません。自分で作詞作曲をして初めてJASRACから毎年お金が支払われます。子供も大学生になり親離れして、さあこれからどこに彼女は向かうのでしょうか。家の4Kの大画面で見る彼女は本当に美しい。このまま朽ち果てて行くのを週刊誌で見るのは忍びないことです。

このまま引退はもったいないですね。今が頂点だからなおさら。