学費の支払いが困難な学生に奨学金制度が根付いてずいぶん経ちました。小生も貧乏大学生だったころに日本育英会の奨学金のお世話になり、卒業後は必死で返済に励みました。今日本では卒業後に返済が出来ず大変な思いをしている人が多いそうです。借りたものは返さないと怒られます。そういう意識で卒業後に働いて、いただいた給料からきちんと返しましたがずいぶん時間はかかった覚えがあります。ところが現在奨学金を返せない奨学金貧乏と言われる人たちが出はじめているとかで大変な社会問題になっています。

奨学金はそもそも返さなくていいようなものでなくてはならない。日本は奨学金で貧困ビジネスをやっているのだという大学の先生もいます。そうかもしれません。アメリカでもハーバード大学をはじめとする有名大学は年間300万円ほどの授業料がかかります。そのため銀行からお金を借りて卒業後に返せなくなる人が大勢出ているそうですから日本と実態は大差ありません。成績優秀な学生には企業から無償の奨学金も受けられますが全体のごくわずかな人たちです。同級生で企業から毎月返さなくていいたくさんの奨学金をもらって優雅な生活をしていた者もおりましたがそれはほんの一握り。国立大学の学生は大概は大学生協の食堂で飢えをしのぐかつかつの貧乏暮しでした。

日本でも税制を変えて奨学金として個人で寄付したお金はすべて年間の所得から控除して、貧しい学生のためになる様な制度にすることが必要です。普通のサラリーマンでも世の中に貢献することができるのです。日本は税金を取ることばかり考えて人を幸せにする発想が役人にはありません。役人にあるのは辞めた後の天下りだけ。これは多分どこの国でも同じでしょう。社会主義の駄目なところはここにあります。働いても働かなくてもも給料が変わらなければ人はやる気をなくします。しかも累進課税にしたら子供のころから一生懸命に勉強して頑張って働いても働かない人と同じでは過去のイギリス病になります。イギリスは戦後労働党政権が長く続き超累進課税で金持ちをすべてつぶしてしまいました。日本だと旧民主党あるいは共産党、現在は立憲民主党の政策と言えます。これではいけません。源泉税をすべてなくし税金は消費税だけにしてやれば国民の不公平感は無くなります。三代にわたり相続税を払うと何もなくなってしまうと言われる日本の税制。取られるくらいなら貧困学生に寄付したいものです。

せっかく社会に出たものの奨学金の返済で身動きできないのでは何にもなりません。