ノーベル医学賞を受賞したフランスの医師アレクシス・カレルの書いた

「ルルドへの旅」を読んでいます。

 

これはカレルが医学生であったときに友人の医師らと、

もう明日にも命がないと思われる患者を連れて、

奇跡を起こす泉と言われていたルルドへ行った時の紀行文です。

 

器質的障害を起こしている病人が何もせずに快癒して歩き出すなどということが

絶対あるはずがないと近代医学は語ります。

カレルも固く信じていましたが腹膜炎で今にも死にそうだった若い女性のたっての願いで

ガタゴトという列車に乗りルルドへ行きました。

1900年代の前半のある日です。

 

居ても立っても居られない蒸し暑い日の夕暮れ、苦労して奇跡を見せると言う泉に着き、

泉の水をシスターがほんのわずか患者のお腹に注ぎました。

するとしばらくして顔色が少し良くなり、「先生、良くなってきた気がします!」

と言ったのです。

 

そんなばかな、もう死にかけているのにと思ったが脈をとると、

あんなに早かった脈が普通の速さになっています。

 

翌日にはすっかり元気になり、同行した医師の診断ではすっかり健康になっていた

と言うので、

カレルは奇跡を目の前で見ることになりました。

 

世の中にはまだまだ不思議なことがある。

科学では全く説明できないことがあることをその時確信し、

人間この未知なるものという本を書きました。

 

奇跡のない宗教はありません。

 

こんな話を聞くとカトリックに入信しようと言う気にさせられますね。

奇跡はある、と信じる人生は楽しい。