日曜日に大信貿易の講演会があり招待されたので上京してきました。講師はドイツで開業の口腔外科医ドクターオリバー・ゼルニアルさんです。インプラントを埋めるだけの処置で補綴は他院の先生が行うそうです。日本だと静岡の澤祐一郎先生がそうですね。澤先生も素晴らしい日本の名医に数えられると思います。

ドイツでは何度も歯肉や骨移植を行う複雑な処置は患者が嫌うそうです。誰でも功名心があるので面倒な処置にチャレンジしたい気持ちもわかるが出来るだけシンプルにするのが良いと仰っていて会場の共感を得ました。手術機器に4メガヘルツのラジオ波を発生して組織を切除したり切開する機器を使用しています。ラジオ波の良いところは表面だけ熱で組織を破壊でき深部に熱が伝わらないのでYAGレーザーに勝るのです。ドイツでその機械を歯科で使用しているのは先生ただ一人で、そのためにメーカーから請われて初めて日本にやってきたそうです。

先生のクリニックでは毎日三人の外科医でサイナスリフトを3例もやっているそうですから凄い。年間のインプラント埋入も1600本ほどになるとかですが、本数が増えるに連れ経費も莫大になり、人件費を含めた経費がかさみ大変だと言っていました。今はなるべく規模を大きくしないようにしているそうですから、日本のインプラントチェーンを経営している歯科医院とは考え方が異なります。質の高い治療をするには精鋭でやらなければいけないのでむやみに人を増やすことはしないと言っていました。正しいやり方でしょう。

当日の東京はことのほか暑く、この夏一番でした。でも仙台に帰ったら仙台の方が暑かったので二度びっくり。早くお盆が過ぎないかなあ。宿泊したビジネスホテルに全自動洗濯機があり、汗をかいた下着がすぐ選択できたのはありがたかったです。