先日診療所に田舎の小学校の同級生が見えました。

今年の夏に行われた同級会の近況報告で歯科医院を開業していますと話したのを記憶していてネットで散々探しまわって見えたとかで大変うれしく思いました。

45年ぶりなのでもう誰が誰やらわからなかったと以前この欄でも書きましたがひさしぶりの彼も本当におじさまで立派に貫録がつき最初は戸惑いました。

話を伺うとすっかり歯が抜けてかめないのでインプラントをしたいとか。

お口を拝見させていただいてCTを撮り、ノーベルクリニシャンでガイドを設計して今日手術を行いました。

下顎はしっかりとしたいい骨があったので問題ありませんでしたが上顎が細い。

昔近くの歯医者にバンバン抜かれてしまったと言っていましたので歯を失って何十年もたっています。

細いあごには骨移植かピエゾサージェリーで骨幅の拡大が必要です。

それでガイドで方向だけ決定して後は骨幅を拡大する処置に進みました。

上顎は下顎に比較すると骨の硬さがそれほどでもありません。それで今回はピエゾで骨切りをする前にバーで骨を徐々に広げていく手術法をとりました。

すると狭い骨がどんどん広がって結果として骨割をせずに初期固定のしっかりとしたインプラントが苦もなくできました。

これですとピエゾと違い短期間で最終的な上部構造の歯が出来そうです。

同級生なのでちょっぴりいつになく緊張しましたがまあまあの出来でホッとしました。

そのうち一杯やろうねと言って同級生は医院を後にしました。
どうぞお大事に。