二年ぶりの中学の同級会は衝撃的でした。直前にがんで死んだ者の話題や現在肺がんで抗がん剤を投与中ですっかり身体が衰え小さくなってしまった者やらで、会場は病気の見本市のようでした。一番はしゃいでいた女性は末期のすい臓がんでもうどうしようもないからと言ってスナック経営で鍛えた?化粧の濃さで皆を笑わせていました。急にこの世に生まれ急に死んでいくのが人間の定めで、それ自体は過去から未来へと永遠に続いていく出来事の一つに過ぎません。それでも目の前にやせ衰えてしわがれ声の同級生を見るのはつらいものです。次回の同級会にはもう何人かは来ることが叶わないでしょう。自分自身も病気から生還した身なので偉そうなことは言えませんが今ある命を大事に社会に良いことをして行きたいと考えています。いろいろな職種の仲間と会えるロータリークラブのような非営利団体は宗教や政治から切り離された団体ですので職業人にはありがたい場所です。会長として今年一年フランス革命の精神でやってみました。自由、平等、同胞愛です。若い会員が自由に翼を広げて活動する姿は美しいものです。私の愛読書にマルクス・アウレーリウスの自省録があります。マッドドックの異名を持つアメリカの国防長官も愛読書で肌身離さず持っているそうです。この本は一読して心が洗われ深遠な世界に遊べる名著です。中高生に読ませたらきっと感動して人生の生き方が変わると思いますが論語よりよほどためになる本です。岩波文庫で出ていますので良い本を読みたい人はどうぞ。

全ての言葉が魂を打つ極めてまれなる名著、自省録。