と言えば水戸黄門。

いつの間にやら水戸黄門は月曜夜8時というお約束になっていたがその番組も今はもうない。

黄門さまの役は古来悪役をやった役者の上がりの役みたいなものだった。

昔の東映時代劇では光圀役は県北築舘出身の月形龍之介の当たり役。

テレビの初期には月形龍之介で水戸黄門を月曜夜7時半からブラザー提供でやっていたこともあったが、映画では東千代之介の佐々木助三郎と大川橋蔵の渥美格之進を従えてなんともいえぬ威厳があった。

テレビの佐野浅夫や東野英次郎ではイメージと違いあまりに庶民的すぎる。

悪役専門だった西村晃が意外と言っては何だが小粒でもぴりっと辛いところがあって良かった。

moralityplay_20121130

なんという豪華絢爛!今では考えられない映画全盛期のオールスターキャストです。

時代劇の良いのは善と悪がはっきり分かれているところで悪人は最後まで小憎らしいのがいい。

本当は親思いの善人だったなんていうこざかしいどんでん返しはないので安心して見られます。

山形勲や阿部徹などの見るからに悪そうな奴が散々善人を痛めつけて最後は光圀主従に成敗されるそんなお約束をわかっていても何度も見たくなるのは唐突だが民主主義とは関係ない。

徳を備えた良い施政者にこの世をとり仕切ってもらいたいという庶民の願いというかあこがれなのだろう。

そういう意味では保守反動の塊みたいなものあって、まず共産党員は見ないでしょうな。はは。

つまり庶民が望むのは民主主義ではなく封建主義思想。

こんな日本人の本音が垣間見えるところに時代劇を見る面白さもあるのです。

勉強になったでしょう(笑)。