昨日歯科医師会からの要請ではじめて在宅診療を行いました。患者さんは当院にずっと通っておられた方です。20年以上前からインプラント治療を受けておられて最近定期検診に見えないので心配しておりましたが、数年前に有料老人ホームに入っておられたようです。担当の歯科医師がインプラントの患者さんなので手を付けられないと言うのでご家族を通して出張診療の要請がありました。

いつも静かにお休みになっている方ですが私が訪ねて行ったら嬉しそうに微笑んでいますと施設の方がおっしゃっていました。拝見しましたがどこも異常が無くしっかりしていましたので安心していいですよと話をし、三か月ごとにまた参りますと言って帰ってきました。これからこういうケースが増えてくると思います。皆さんしっかりと自分の口で食事ができているのでインプラントをされて良かったですねと言いたい気持ちです。父も86歳でがんで亡くなるまで私が入れたインプラントで食事ができていたのが長生きできた理由ではないかと思っています。

帰りの車中でもう一件入れ歯が合わなくて食べられない方の診療要請が入ったので入れ歯の調整に施設に立ち寄って来ました。すぐに痛みは取れましたが、入れ歯は肉の上に乗っているだけなのでちょっとしたことで合わなくなり、痛くて食べられなくなるので不便だなと今更ながら感じて来ました。