以前にこの欄でも書いたのだが現代は健康病とでも言うような強迫観念にお金持ちの国の国民はかかっている。
事の始まりは第二次大戦後に世界の工場として一人勝ちを続けたアメリカ合衆国。

黒人やその他の有色人種は別にして白人は栄耀栄華に酔いしれて皆太ってしまった。

何せ向こうのデブは半端じゃない。

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世界の肥満度の順位。
アメリカが断トツでデブが多いのがわかりますね。
日本はわずか3%。

糖尿病、心臓病、脳こうそくこれらの生活習慣病の蔓延はひとえに栄養の取り過ぎ。

反省して食べるのを控えると思ったら金を払ってトレーニングをして健康になるという倒錯した方向へ話が行ってしまった。

太ったら食べるのを止すのが常道だがとにかく食いたいものは食って痩せたいという虫のいい話。

この倒錯した考えがお金持ちに支持されてスポーツジムは大流行になりずいぶん遅れて日本にもやって来た。

それでもジョギングを流行らせた当の本人がジョギング中に心臓発作で死んでしまったのには大いに驚かされたがブームは一向収まる気配がない。

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                ジョギングの創始者
ジェームズ・F・フィックスの著書

今から20年ほど前、小生の所にも紳士然としたキリンスポーツクラブが何度も勧誘に訪れたため最後はしつこさに負けたのと多少の興味もあったので女房同伴でしばらく通ったことがあった。

行ってみれば何のことはない。

走ってバイクに乗って泳いでサウナに入ってビールを飲んでおしまい・・・という、判で押したようなプログラム。

夜仕事が終わっていくと周りは御同業ばかり。

いちいち運動しながら挨拶するのも面倒くさくなり2年で行かなくなってしまった。

少なからぬ会費は口座引き落としだったので口座の金が無くなったところで退会となった。

行かなくなってから百万円ほど払ったことになっていた。
それから幾星霜。4年前、年一回の検診で血糖値と中性脂肪を指摘されたのを機会に再び近くのスポーツクラブに行ってみた。

今度は近いのでまあ続いたが大腸に病気が見つかり手術を機会に再び自然退会となる。

激しい運動をすると血液中に活性酸素が増え細胞が傷付くのは今や常識となっている。
体育系の学校を出た人は平均寿命で7年くらい一般人より短いらしい。

激しい運動は身体に悪いのだ。

手術のあと運動は年一のゴルフにとどめあとは毎日家の犬ころを連れて散歩している。
日に一万歩が目標だがこれはよほどの暇人しか達成できないことがわかった。

測ったら10分で千歩なので一万歩には100分つまり一時間40分だ。無理無理。

それでも昼休み暑くない日には西公園まで歩くかダイエーの中を用もないのにうろちょろしている。

一階から七階まで往復すると結構な距離になるし涼しいので楽だ。

そのうち保安員に怪しい奴だと質問されかねないなあ~とは思っているがまあ勘弁願いたい。

スポーツクラブに払う無駄な金を考えれば日に日に変貌していく街の姿をタダで低い位置から眺める楽しみというのもオツなものです。
皆さんも昼休みのウォーキングいかがですか?

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                               お散歩コース。

晴れたさわやかな日には青葉山の大手門あたりまで足を伸ばします。