現代インプラントの基礎をすべて作り上げたスウェーデンのブローネマルク教授が84歳で逝去されましたが、その際に自分の墓は作らないで遺灰は海に捨てるよう家族に言い残したと言う話しを、今日診療所に来たメーカーの方から伺いました。

きっと自分の墓にお参りするために遠方から来るであろう大勢の人たちに配慮してのことだそうです。

これは常人にはなかなかできないことですが、思い起こせば大金持ちになること間違いなしのインプラントの特許を公開し世界中の人がインプラントの恩恵を受けられるようにと無私の心でインプラント医療に一生をささげた先生らしいエピソードです。

本当に頭が下がります。

これを偉人と言わずに誰を偉人と言ったらいいのでしょう。

世界には様々なインプラントメーカーがありそれぞれが覇を競っていますが元はと言えばほとんどがブローネマルクシステムから派生したものです。

ノーベル賞を授けられてもおかしくなかった大発明ですがついに貰わずに終わりました。

インプラント歯科医はすべて心の中でブローネマルク先生に感謝の気持ちを持ちながら日々の仕事をするべきと小生は思いますが、どうでしょう。

今日も午前、午後とインプラント手術がありましたが、先生の教えを胸に取り組ませていただきました。

合掌。