と講演会でのたまったのは今は亡きインプラント会の巨星カール・ミッシュピッツバーグ大学教授。

インプラント会の世界のトップとしてインプラント歯科学という大著をものにし、

世界中で講演に大活躍だったが惜しくもがんにより逝去された。

彼の講義は小生も何度か聞く機会があったが、その中に患者の仮の歯は汚く作れ(笑)、

というのがあったと記憶している。

これには思い当たる歯科医も多いのではなかろうか。

 

入れ歯の不自由な状態から一転してインプラントの固定式の良くかめる仮の歯になったとたんに

通院をやめてしまう患者がいる。

当院でも一次オペで固定式の歯になったとたんに来なくなり電話をしても出ないという

困った患者がいたのを最近知った。

 

上物のセラミックの歯は費用が掛かるのでプラスチックで十分と判断してエスケイプしたのだろう。

以前他所でインプラントをして数年後に仮の歯が壊れこちらで最終補綴物の作成を

依頼されたケースもあった。

いずれも見た目にはきれいな歯でそのままでも良く噛めるので気持ちはわかる(笑)。

でも仮歯は仮歯です。

いずれ壊れて今度はせっかく入れたインプラントが抜ける事態になるでしょう。

そういう事態を避けるために仮歯は汚く作りましょうと大先生はのたまったのに違いない。

 

でもやっぱりなんか変。

この本にはそんなことは書いてありません(笑)。