今から40年以上前の大学教育にはインプラント治療はありませんでした。もっぱら立派な入れ歯の作り方と精密なクラウンやブリッジの作り方のみです。でもそのためには健康な歯もたくさん削ってしまうことが必要で、科学的には歯を守るべきエナメル質をバリバリ削るのがとても不思議でした。歯科ってなんか変?

当時はインプラントを行う歯科医は日本にそれほど多くなく、珍しもの好きや外国から学んでそれを広めようとするパイオニアたちが言葉は悪いが跳梁跋扈するちょっぴり危ない世界でした。今の科学的に検証されたインプラント治療とは全く異なる「やったらできた」の世界です。地方に大勢の柄の悪いボスがいて地域を支配する状況であったことは間違いありません。

仙台も似たような状況であったことは間違いなく、パイオニアの歩いた後は死屍累々。後始末をした経験がありますが当事者はすべて鬼籍に入ってしまいました。今は昔の話です。