リスク管理はどの企業もやっているが戦後長い間日本政府だけが呪縛にかかったように怠ってきた。
これは戦争に負けて長い間進駐軍の管理下に置かれて言論統制を受けてきたせいで、自分の国を自分で守るというごく当たり前のことがなおざりにされてきたのは不幸なことだった。

世界では日本は情報が駄々漏れになる国としてつとに有名で日本はスパイ天国として知られている。

安倍内閣になりやっと秘密保護法案いわゆるスパイ防止法案が国会に上程されようとしている。
例によって反対しているのは左の方たち。弁護士、労組支持の民主党、国民の支持がまったくない社民党、それに共産党などなど。
それでもそれぞれの支持者にアンケートをしたら半数が賛成だと言う話で普通の国民は皆危機感を持っていたということになる。
共産党支持者に至っては半数以上が賛成だと言うから驚きだ。

さて危機管理と言えば医療関係はモンスターペイシャント訳せば化け物患者に悩まされてきた。
仙台の大学の同級生の教授の話では年に数人くらい治療が気に食わないと言って病院長を出せ!と怒鳴りこんでくるお方がいるらしい。
その対策に特別の部署を作り、口の立つ医局員を当てて対応しているらしい。
いろいろじっくりと話を聞いてやることで怒りの度合いも減じてくるようだがホンモノのイっている人は無理のようだ。

インプラント学会などで最近はよくこの危機管理が話題になるがまずは患者の見極めが大切だろうと思う。
疾病を持っている患者をきちんとスクリーニングするのは最も大切で、血圧、服用している薬、内科的疾患、精神疾患、金銭的問題、等々複雑多岐にわたる。

これらは学校を出たばかりの新米歯科医師には判別は極めて困難なことも多いが、自分ではベテランだと自負していてもつい見落として大ごとになることもある。
幸い小生はあまりそういう経験はないが10年にいっぺんくらいはそういう方に遭遇する。
それでもそれも臨床の一部だと諦めて誠心誠意対応することで事なきを得てきた。
最近はインプラントをご希望だが費用が出せない、骨が足りない、すぐに歯が欲しいというようなこちらも困り果てるような方が増えて対応に頭を絞っている。

歯がブラブラで見栄えも悪く食事も満足にできなくてお困りの方になんとか早くガイド治療でオールオン4をしたいが怖いので1本ずつやってくれとか、骨造成が必要ですぐには固定式の義歯は入れられないがすぐに欲しいとか無理難題ばかりおっしゃる方が増えて困っている。

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上顎はオールオンフォーによる即時咬合再建に最適な方でした。

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上下ともノンクラスプデンチャーが入っていますが支えの歯が動いてかめません。上顎の歯肉はかなり圧痕が見られますね。

インプラントは夢の治療ではないのです。
土地が狭かったり地盤が弱いところに家は建てられませんよね。
また1万円しかないのに建売住宅を欲しいと言われても業者は何ともできません。

このつまらない文をお読みの方にそういう方はいないと思いますがどうかあまり無理難題を吹っかけて零細開業医をいじめないよう心からお願い申し上げます(笑)。