昨今学校ではモンスターペアレンツと言うのが出没して教師を悩ませているらしい。些細なことで担任に難癖をつけ教師を精神的に追い詰めて、若い女性教師などはノイローゼになってそのまま辞めてしまうものもいるというから穏やかではない。せっかく志を持って大学で教師の資格を取り、難しい教員採用試験を通って社会に出てみたら可愛い子供の裏にとんでも無い化け物がいたのではまことにお気の毒。昔は教師は「聖職」と言って世の中から尊ばれていたが、日教組が教員をただの「労働者」に格下げしてから親もなんだそうなのかそれじゃあと言うことになったのだろうか。あるいは権利を声高に叫ぶ世の中の風潮がそうさせているのか。いずれにしても給料の安い教育者には迷惑なことだろう。

時々お昼を御一緒させていただいている歯科の大先輩から伺った話だが、最近は保険外の良い入れ歯を所望する方に家族からのクレームが来るという。長いこと入れ歯で来院されていたご老人が「今度で最後だと思うので最後に良い入れ歯を作ってください!」と言われ作り始めたところ、その家の娘さんがやってきて父にそういう良いものは不要です!とのたまったという。これには参ったという話しだが後日その患者が娘が大変失礼なことを申し上げたと詫びに来たらしい。加えて「こうなったらとことん高くて良い入れ歯をお願いします!」と言ったというのだからわからないものだ(笑)。昔から家族のクレームと言うのはあるもので、患者本人が一番恥ずかしい思いをしてかわいそうです。

その点当院は昔から患者さんに恵まれているのかほとんどそういうことに巻き込まれることはない。あと十年何とか楽しい診療をさせていただければ幸せです。

こんな親が学校に来たら怖い。