聞きなれない言葉ですね。

これは「病的な喰いしばり」のことを言います。夜にやってるぎりぎりという歯ぎしりもそれ。

このブラキシズムは発症のメカニズムはかみ合わせが悪いことやストレスなど様々ありますが、特徴としては病的な歯の摩耗、顎関節痛、冷水通、インプラントや義歯の破損などがあります。

bruxism_20121111

ネットにこんな絵が出ていました。ブラキシズムをすべて含んでいてわかりやすいですね。
わたしが専門に扱っているインプラント治療ではこのブラキシズムが治療の予後に大きな影響を与えるということがわかっております。
病的な強い咬合力でせっかく入れたインプラントが折れたり抜けたりは時々経験いたします。

それが不思議なことにほとんどの場合に女性なのです。

ストレスが多いのでしょうか?
ブラキシズムが強い人をブラキサーと呼びます。

インプラントの禁忌(やってはいけない)症例にブラキサーを挙げる人も多いのです。

昨日も12年前に入れた下顎一番奥の一本のインプラントが折れて来院された方がいました。

20年近く当院に定期検診に来られている女性の患者さんです。

見事にぽっきり折れていました。来週撤去用のキットを使って簡単に除去予定です。
夜間の喰いしばりから歯やインプラントを守るためにナイトガードと言うマウスピースを作ります。

これは厚さ1ミリ弱のプラスチックを熱で加工して歯にぴったり合わせて作るのですが大変効果があります。
歯が全体にしみると言って来院された患者さんに作って差し上げたところたちどころに不快症状が消失してとても感謝されたことがありました。

皆さんも水がしみたりするときはこのブラキシズムを疑い、歯医者さんでナイトガードを作っていただくことで症状が消えるかもしれませんよ。
お試しあれ。