導入後しばらく経ったメクトロン社のピエゾサージェリーがパワーアップしたので買い替えました。

メーカーの説明では30%のパワーアップだとか。

今までは堅い皮質骨がなかなか切れずイライラしていたのが嘘のようにサクサク切れます。

もちろん超音波振動での切削なのでソー(のこぎり)のように骨を熱変性させることはありません。

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30%パワーアップしてライトも付き一気に使いやすくなった新型のピエゾサージェリー。
骨移植には絶対必要なツールになりました。

ノーベルクリニシャンで三次元分析してシミュレーションをした結果骨幅が狭い症例は、迷わずピエゾで骨移植を行うか、マグネチックマレットを併用して骨幅を拡大しています。

マグネチックマレットは患者さんに振動が全く伝わらないので何をしているのかわからないうちにインプラント手術は終わってしまいます。

スタッフも見ていて今日のは凄かったです!とか言ってくれますが、実はやっている本人が一番感激しているのです。

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術前に4ミリの骨移植が必要だったのでオトガイから骨を採取して移植した例

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骨幅の拡大を患者への衝撃無く出来る素晴らしい器械。
ソケットリフトでも脳しんとうを起こすことはありません。全く衝撃が無いのには感動的です。

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マグネチックマレット使用のインプラント埋入後。

ピエゾサージェリーは日本でもインプラテックスから購入できますがマレットの方はそうはいきません。

わざわざ使用するライセンスを取りにシンガポールまで出かけて行きました。

仕事を休んで大枚?はたかねばならないので開業医には大変です。

それでもそれ以上の喜びが術者と患者の両方にもたらされますのでこれは無くてはならない道具になってしまいました。

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ピエゾサージェリーとマグネチックマレットで骨幅の狭い患者さんにインプラントが出来ました。

マレットも今まで苦労してサイナスリフトをやっていたのが症例によってはものの10分で終わります。

残存骨が数ミリもあればマレットでシュナイダー膜を挙上し、コラーゲンと自家骨もしくは造骨材で造骨が本当に簡単にできるようになりました。

術後の腫れや痛みもほとんど経験いたしません。

インプラント専門医には欠かせない道具となりました。
将来自分の歯が無くなったら私もこれでやっていただきたい(笑)。

息子よ頼んだぞ。