biooss_20120210

ガイストリッヒ社 バイオオス
長いこと臨床家に待たれていた造骨材のバイオオスがついに厚生省の認可を得て発売となったという連絡をノーベルバイオケアの方から受けました。

バイオオスは牛の骨からつくられた非吸収性のハイドロキシアパタイトで、多孔質の構造からその中に血管や骨組織を取り込みやすいという特性を持ちます。

ここ20年ほど骨欠損部への代用骨の代表選手として欧米ではスタンダードな材料とみなされていましたが日本ではなかなか厚生省が認可をおろしませんでした。

その理由は以前血液製剤で大失敗を起こしたためで、あの時は東大出の医者による人災でした。

その後牛による狂牛病が発生したためますますウシ由来の医薬品には慎重になったようです。

しかし世界的に安全性が確認されこれなくしては治療が出来ないとなれば結論は明らかでいつ許可されるかは時間の問題でした。

もっともこの材料は高価なのが玉に瑕。

歯周病治療に使用すると日本では混合診療が認められていないために高額になります。
歯周治療を保険で請求し、材料費だけ別にいただくと言うわけにはいかないのです。

すべて保険外になるので保険の十数倍の費用となり患者さんの負担は増えますね。
アメリカの対日要求の中に混合診療の許可があるそうです。

医師会は猛反対していますが街の臨床家はいいのではないかと思うのですが。。。。。