5月12日にアエル6階でノーベルガイドプランニング教室を開催しました。
今回はガイドを新しく購入された方とこれから導入予定の方を入れての講習会です。
私の出した症例は上顎で骨吸収が極端に進み通常の方法ではインプラントが不可能な患者さんです。
ラジオグラフィックガイドを用いて精密な計画を練りピンポイントで埋入しそのあとバータイプの維持装置を用いて上部構造を作成しました。
骨幅がぎりぎりなのでこんな患者さんには歯肉を開いて骨吸収差するリスクを冒せません。
切開して剥離すれば必ず骨は吸収するのです。
このような方にこそフラップレスで埋入する利点が生かされるのですね。
通常の手術言いかえれば骨幅が広くインプラントが簡単に埋入出来る方にはあえてガイド手術は必要性が少ないと思います。もちろん初心者は別ですが。
骨吸収が進み手術にわずかのミスも許されない症例にこそガイド手術の有用性が認められるのです。
持ってて使わないのと持たずに使えないのとでは雲泥の差があります。
すべてのインプラントを行う歯科医師はガイド手術を勉強すべきなのです。