先週行われたセミナーでのトピックスは骨造成の材料に関するものでした。
まずGBRに際し使用する造骨材としてCeraboneがとても良い成果を上げているという話でした。

今や造骨材の代名詞となったBio-Ossですがこれと同じBovine BoneのCeraboneはさらに安定しておりサイナスリフトでバイオオスより10%程吸収率が少ないということです。

これは牛骨を焼結して作成しますがバイオオスが93%のHAで残りは水分と有機物であるのに対し、セラボーンは100%のHAで余分な残留物はないそうです。

大した差はありませんが両者ともに良い材料であることは間違いないようでした。
吸収性メンブレンに関しましてもブタの心膜から作られたジェイソンメンブレンは天然の3Dマトリックスで蜂の巣状の構造を持ち厚さ0.2mmで6ヶ月の吸収期間ということで新鮮骨の造成まで十分な期間があります。

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従来法では自家骨をスクリューで固定し5~6ヶ月置き、
その後にインプラントを行い6ヶ月待つのが普通。

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Dr.ギーゼンハーゲンの開発したBone Ring Techniqueにより移植材とインプラントの
同時埋入が可能となり治療期間の大幅な短縮が図られます。

さらに驚いたことには新鮮人骨要するに生きた人間の骨から作った造骨剤も販売されとても良い成績をあげていました。

こちらはボランティアの人から採取された骨を利用するもので病歴や身体の状態がきちんと把握できるので様々な移植に関するリスクから逃れることができる良い材料のようです。

日本でも4月に二度、7月に一度各地のリーダーを対象にして講習会が行われるのでぜひ参加したいと思いました。
このように欧米では様々な良い材料が開発され臨床に応用されていますが日本ではほとんど未承認です。

安全が担保されているものをできるだけ早く認可していただき患者さんの福音になるように国は認可のスピードを速めていただきたいと思います。