今日届いたEAOのClinical Oral Implants Researchを読んでいたらおもしろい記事があった。

昔、日本では京セラがサファイヤインプラントを大宣伝で出し、各地で講習会をやって津々浦々に普及したところで失敗が続出しあっという間に撤退したことがあった。

その後もセラミックをインプラントに応用しようという試みは全世界で散見されたが実用化されていない。

世界で研究成果が発表されたのは1982年のマッキニーとコスらが最初でどれも否定的な見解だった。

今回は義歯の支えに有用ではないかと考えた研究者がチタンとジルコニアの二つのインプラントをつくり患者に応用した結果が載っていた。

それによればジルコニアのインプラントは折れたり抜けたりの失敗がチタンに比べて格段に多くどうもあまり使い物にはならないようだとあった。

20141210_topix-01

実験に使用したインプラント。左がジルコニア製。右はチタン製。

20141210_topix-02

右はジルコニア左はチタン。オーバーデンチャーに使用された。

しかし金属アレルギーの患者には有効かもしれないので引き続き研究は有用だともかいてあったのでこれからも様々な試行錯誤が繰り返されていく気がする。