同じくEAOのインスパイアードから抜歯即時インプラントにおける新しいプロトコールについてマドリッドのマドリッド欧州大学のガルシア教授の論文から。

抜歯即時インプラントにはいくつかの大きなメリットがあるが、旨く行くためには5つの条件があるという。

まず第一に頬側の骨壁の存在、次に初期固定が出来るか、また適切なインプラントデザイン、インプラントと頬側骨の間のギャップを埋めることそして歯肉のバイオタイプ。

この5つの条件がクリアーできて初めて抜歯即時インプラントは可能になるという。

それから抜歯の時に周囲骨特に頬側の大事な骨を守るために非暴力的たとえばピエゾサージェリーで慎重に抜歯することが絶対必要で、埋入時には適切な3Dポジションに入れギャップは必ずバイオマテリアルで十分埋めること。

それから軟組織の保全のために適切な軟組織の移植を勧めている。

そして可能であればインプラント埋入と同時に軟組織のカントゥアーの維持のためにプロビジョナルクラウンの即時装着を進めているがこれは後で本当に効いてくるから大事だ。

最後にインプラントデザインは初期固定の獲得のためにセルフテーパードを求めている。

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         抜歯即時インプラント成功の5条件。

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非暴力的に抜歯し、適切な位置に埋入し、ギャップを造骨材で埋め、適切なプロビジョナルを入れ、軟組織を移植し、最終的にきれいな歯が入るのです。

小生のところでもずっとこの方法で行っているが運悪く抜けてしまうことがある。

これはあまりに咬合力が強い患者でそこで噛まないようにと指示してもつい噛んでしまう方で、年に一人か二人はそういう方に出会ってしまう。

インプラント療法は力との戦いなので、喰いしばりの異常に強い方や硬いものを食べる人はインプラントにはそもそも不適格なのかもしれないとさえ最近思うようになっている。

今日もセカンドオピニオンを求めて他県からお見えになった方がいたが拝見すると義歯が食い込んでいた。

残った歯もすっかりすりへっていたので相当な力がかかっている模様。

近医でオールオンフォーを勧められたが不安でお越しになったとか。

長い間使用するお気持ちならオールオンフォーは避けて多数歯のインプラントをお勧めした。

費用はかかってもせっかく入れるのだから長い間の使用に耐えるものでなければせっかくの治療が無駄になってしまいますね。

ノーベルガイドでシミュレーションまでしてご説明さし上げお帰りになられました。

どうぞ納得のいくインプラント治療を地元でお請けになられてください。