かねての予定通り3月21日グランドプリンスホテル高輪のレストランで鉄板焼きを食べながらコロンビア大学のデニスターナー教授とアカデミーの会員6名との食事会が行われました。

バイオメット3iからは副社長兼アジアセクションの総責任者ラーズ・ジェンソンさんと通訳の方それに営業の小股さんも出席して2時間あまりの濃厚な時間を過ごさせていただきました。

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こんな感じで仲間と一緒に美味しい食事をいただきました。
ターナー先生は神戸牛が大好きだそうです。
ただし豚とエビは食べられないのでその分はホタテを召し上がっておられました。宗教上かしら?

ターナー先生は巨漢ですがたいそうフランクな方でジョークを飛ばしながらの楽しいディスカッションでした。

この中で私は様々な疑問をぶつけそれに対する明快な回答を得ることができました。

その中には大メーカーが聴いたら目を向きそうなすごい話もありましたがここではやめておきましょう。

まずは表面性状に関する問題点。

25日で35Nで上部構造が装着可というストローマンのインプラントSLActiveについては外科処置後の2~4週が骨吸収の時期でリスクが最も高いのでどうかなということと、インプラント周囲炎については随分わかってきていてとにかく表面性状が粗すぎるものはいけないということ。

ストローマンもTPSの粗面構造のものが10%もインプラント周囲炎を起こすことが分かり、より凹凸の少ないSLAに変えたという事実と、HAはやはり最もインプラント周囲炎に対して危険性が高いことがわかり市場から消えたこと

そして初期のブローネマルクインプラントの機械研磨タイプが炎症が起こりづらく最も優れているということを強調されておりました。

今先生が最も優れていると思い自分でも使用しているのは3iのT3インプラントでテーパードのもの。

こちらは初期固定がしっかり取れてオッセオタイトとSLA構造により磐石のインテグレーションとインプラント周囲炎対策が施されているそうです。
私は仙台からちょっとしたお土産を持って行きターナー先生と奥様に差し上げました。

終わって皆で一人ずつ写真を撮っていただいたのは良い思い出になりましたが今度は先生の大学でインプラントを指導するのでいらっしゃいということでした。

スケジュールを伺いながら訪ねてみたいと思います。

ニューヨークはインプラントを始めた30年前指導していただいたニューヨーク大学のレオナルドリンコウ先生が思い出されます。
会話の中でお前は抜歯即時インプラントをやるのかと聞かれそう多くはないが時々やりますと答えると明日講演でその話をするからということでした。

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ターナー先生の有名なフレーズ「No Buccal Plate ,No Implant 」を達成するためのアイスクリームコーンテクニック。やってますよ。

翌日は12時から2時間その話をされ四方に骨がある場合インプラント時に骨移植は全く必要ないという最新の研究結果と、前歯部では抜歯即時に造骨材の移植とテンポラリークラウンの同時装着で骨吸収がほとんど起きないという素晴らしい結果を示してくださいました。

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ターナー先生の聴衆をいじりながらの楽しい講演に全員釘付けとなりました。千両役者です。

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勉強中の澤野先生。
300人予定が400人とすごい人が集まったフォーラムでした。大成功です。

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会場入口でご一緒したメンバーと。寒かったなあ。

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現在のインプラント業界に対する疑念を表明された小宮山彌太郎先生のご講演はいつもどうりのキレの良さ。終わったあと皆で写真を撮りました。大事な話を少ししました。

ターナー先生は2時に講演が終わるとすぐにニューヨークに帰ってしまいましたので前日の食事会は本当に貴重なひとときだったのです。

バイオメット3iのバート社長とラーズ副社長に感謝申し上げます。
このあとは10月にオーストラリアで私の外科実習コースがあるのでその準備に取り掛かります。