インプラント各社とも治療の安全確実性の向上のためにガイド治療の普及に余念がない。

二次元のレントゲン画像で行うインプラント治療の危険は今更言うまでもないが、最近の若い歯科医師たちはCT無しではもうインプラントはやらないようになっているのはめでたい。
当院でもしばらく前からノーベルバイオケア社のノーベルガイドシステムを臨床に応用しまた仙台と福島で隔月でガイドのプランニング教室を行い、困難な治療のみならず通常のインプラント治療にも取り入れていただくよう指導を重ねてきた。

これにより最終補綴物を顧慮した正確なインプラント治療が初めから習得できるよになったメリットは大きい。
一方でストローマンジャパンからストローマンガイドの説明を受け簡単で精度良く出来ているようなので今月からこちらも臨床に導入することになった。

ストローマンといえばティッシュレベルタイプのインプラントが有名で世界中で使用実績があるが、当院でも遅ればせながらいよいよ昨年後半から使い始めそろそろ結果が出始めている。

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使ってみてわかったのはこのインプラントの良さは他社のように高トルクで埋入するのではなく表面性状の良さでインテグレーションを早い期間で獲得できる為無理な埋入力がいらないところにあるようだ。

高いトルクはある意味で骨に対するダメージも大きいのでよほど注意しないと、皮質骨壊失によるインプラントの失敗に結びつきかねない。
しかし何がいいのか小生には未だにはっきりしないが、高トルクで即時荷重するタイプとインテグレーションの速さ重視で早期荷重を目指すもので市場は完全に二分されている。
高トルク即時荷重はノーベルバイオケア社の専売特許でオールオンフォーがその代表だがこれは傾斜埋入が可能でストローマンはそれができない。

しかし強すぎる咬合力には意外にというか当然というか、脆い。ブラキシズムの患者には禁忌だ。

だからいろいろな患者の症状と噛みグセに合わせて診断設計をしていく必要がある。

だから早期荷重が可能なSLActiveを用いもう一方のタイプも使いこなしていきたいと思う。

10年後の結果が楽しみだがそれまで生きていられるか?それが一番の問題です(笑)。