サインとは兆候のこと。

メルギブソンが出た宇宙人来襲物にも同一題名がありました。

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”シックスセンス”で大当たりを飛ばしたナイト・シャラマン監督が2002年に世界中で大ヒットさせた映画。家族のきずなと信じる心の大切さをうたっていました。酷評する向きもありましたが世界中で4億800万ドルもの興行収入は立派です。

我が家の長男が来年は大学受験です。

首尾よく目指す学校に入れば御の字ですがそうでなくても人生は長い。

じっくりあわてず騒がず自分の生き方を模索してくれれば親としては十分です。

さて私が受験時代のこと。

朝、父と一緒に入試のため電車の駅に向かう道すがら何気なしに朝焼けに輝く空を眺めると、見たこともないほどの数の白鳥が金色の空にVの字を描いて飛んでいくではありませんか。

父は自分の人生でこんなにすごい数の白鳥が整然と飛んで行くのを見たことはないこれはきっと何かいいことのおこる前兆だと感動して言うのです。

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             こんな感じで朝焼けの大空に見事な編隊飛行でした。

そのことがあってかどうかわかりませんが試験は旨く通ることが出来ました。

当時の歯学部は倍率が凄く合格最低点は医学部よりも上でしたので大変心配しましたが何とか入ることが出来ました。

我が家は貧乏公務員だったので費用の安い国立にしか行けないかったのです。

友人で同じ道を目指していた人がその後何度も何度も挑戦し数年後に断念したのを見ると私は幸運だったとしか言いようがありません。

最近知人の子供さんが歯科医師国家試験にわずか一問差で合格できなかったなどという話を聞くと人の運は紙一重で本人の努力とはまた別の何かに助けられているのかもしれないと思います。

患者さんにすぐ抜けますよなどと軽口をたたいた歯が意外に抜きづらかったり、CTを入れなかった時代に平面的に骨が十分あると思った骨が実際は薄っぺらで大変な造骨治療を余儀なくされたなど失敗は枚挙にいとまがありません。そんな時は慢心した自分に神様が活を入れたのだと思い反省するのです。

私に信仰する宗教はありませんが人間を超える大きな何かにわたしたちは見られていると考えるのはあながち非科学的なことではないと最近五次元世界があるという話などを聞くにつれ思うのです。

残りの臨床家人生、常々重要なサインを見逃さないように診療に取り組んでいきたいと思います。