アメリカの五大オーケストラの一つクリーブランド管弦楽団が指揮者のフランツ・ウェルザー・メストさんとともに来日しています。地方のいちオーケストラにすぎなかったクリーブランド管弦楽団を名指揮者ジョージ・セルが楽団員を大方入れ替え徹底的に鍛え上げて素晴らしいオーケストラにしたのはよく知られているところです。その後ロリン・マゼールが磨き上げ弦のクリーブランドと言われるほどになりました。弦の響きはウィーンフィルに迫る勢いです。今回はベートーベンの交響曲全曲演奏をサントリーホールで行っています。先週の土曜日には天皇皇后両陛下のご臨席のもとベートーベンの3番が演奏されました。素晴らしいですね。

それにつけても我が仙台フィルは今や立派なホールにも世界的指揮者にも恵まれず、仙台市や大企業からの多額の寄付も見込めず惨澹たる有様です。パスカル・ヴェロさんが12年間に鍛え上げたので素晴らしい響きのオーケストラになりましたが、会場が狭すぎて大編成の曲にはむきません。今度の東北放送のアナウンサー上がりの女性市長はスケートリンクにも音楽ホールにも興味は無いようです。100万都市仙台ですから一人100円ずつでも税金をとれば1億円の財源が確保できます。何とかなりませんかね。ちなみに私は年に10万円オーケストラに寄付しています。

オーストリア生まれのフランツ・ウェルザー・メストさん。

2011年と2014年にニューイアーコンサートを振りましたね。知的で切れの良い指揮をします。